ラクチュロースとは、乳糖を加工して作られる、消化されずに大腸まで届く成分のことです。難消化性オリゴ糖の一種で、便秘薬や特定保健用食品にも使われています。この記事では特徴と体内での働きを整理します。
ラクチュロースの特徴
ラクチュロースの特徴は、胃や小腸で消化・吸収されずに、そのまま大腸まで届くことです。どのように作られるかもあわせて確認しましょう。
乳糖から作られ、大腸まで届く
ラクチュロースは牛乳などに含まれる乳糖(ラクトース)を加工して作られる糖で、天然にはごくわずかしか存在しません。消化酵素で分解されにくいため、胃や小腸を素通りしてそのまま大腸に届きます。
便秘薬や特定保健用食品にも使われる
この性質を生かし、医療機関で処方される便秘薬や、おなかの調子を整える特定保健用食品の成分としても使われています。
ラクチュロースの働き
ラクチュロースには、大腸でビフィズス菌のえさになり、腸内環境を整える働きが期待されています。とり方の注意点も見ていきましょう。
ビフィズス菌を増やす働きが期待される
大腸に届いたラクチュロースは、ビフィズス菌などの腸内細菌のえさ(発酵基質)となり、善玉菌を増やす働きが期待されています。あわせて腸内の浸透圧を高め、水分を集めることで便をやわらかくする働きもあるとされています。
とりすぎるとお腹が張ることもある
一度に多くとると、腸内でガスが発生しやすくお腹が張ることがあります。少量から試し、自分に合う量を見つけることが大切です。腸活に役立つ習慣は腸活のおすすめもあわせてご覧ください。
まとめ
- ラクチュロースは乳糖から作られ、消化されずに大腸まで届く成分
- 便秘薬や特定保健用食品の成分としても使われている
- ビフィズス菌を増やし、便をやわらかくする働きが期待される
- とりすぎるとお腹が張ることがあるため、少量から試すのが安心
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参考文献
- 消費者庁「特定保健用食品」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「腸内細菌と健康」

