酪酸とは?腸内でつくられる短鎖脂肪酸をやさしく解説

腸活・腸内環境

酪酸とは、腸内にすむ酪酸菌などが食物繊維を発酵・分解してつくり出す「短鎖脂肪酸」のひとつです。大腸の粘膜(上皮細胞)のエネルギー源になるとされ、腸内環境を語るうえで欠かせない成分として注目されています。バターやチーズにも少量含まれ、名前は「バター」を意味するラテン語に由来します。

酪酸の特徴

酪酸は、酢酸・プロピオン酸とならぶ代表的な短鎖脂肪酸です。腸内細菌が私たちの食べた食物繊維をエサにしてつくり出すため、直接食べるというより「腸の中で育てる」イメージに近い成分です。大腸の環境をゆるやかに保つ働きに関わるとされ、研究が進んでいます。

酪酸をつくる菌と食品

代表的な酪酸菌が、整腸剤「ミヤリサン」で知られる宮入菌です。酪酸そのものを多くとるより、酪酸菌のエサになる食物繊維をとることが近道とされます。もち麦・ごぼう・海藻・豆類などが身近な例です。くわしくは食物繊維とはもあわせてご覧ください。

腸活との関わり

酪酸菌と食物繊維をセットで意識することは、腸内環境を整える腸活の考え方につながります。善玉菌が働きやすい土台づくりとして、日々の食事から取り入れてみましょう。

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