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「もち麦ご飯に切り替えると本当にカロリーが下がるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。スーパーで見かける機会が増えたもち麦ですが、白米と混ぜて炊いたときに実際どのくらい差があるのか、茶碗1杯の数値をイメージしづらい方も少なくありません。
この記事では、もち麦ご飯のカロリーと糖質を「茶碗1杯」「100g」「白米との混合割合別」の3つの切り口から数値で整理します。カロリーが抑えられる仕組みや、ダイエット中の食べ方のポイントまでまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
もち麦ご飯のカロリーは茶碗1杯で約168kcal
もち麦ご飯(もち麦3割・白米7割の混合)を茶碗1杯(約150g)に盛ると、カロリーは約168kcal程度になります。白米のみのご飯(約234kcal)と比べると66kcal前後の差があり、1日3食置き換えると約200kcal近くのカロリーオフにつながる計算です。ただし、混合割合や盛り量によって数値は変わるため、数値はあくまで目安としてご参照ください。

炊飯後100gのカロリーは白米より少ない
文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)増補2023年をもとにすると、炊飯後のもち麦(大麦・米粒麦として収載)100gあたりのカロリーは約120kcal前後です。一方、炊飯後の白米(うるち米)は100gあたり156kcalとなっています。乾燥状態で見ると差は小さく(もち麦:約346kcal、白米:約342kcal)、炊いた後のほうがもち麦の低カロリー性がはっきりと現れます。
茶碗1杯150g換算の比較早見表
茶碗1杯の量を150gとした場合の目安を以下の表でまとめます。
| 種別 | 茶碗1杯(150g)カロリー |
|---|---|
| 白米のみ | 約234kcal |
| もち麦3割+白米7割 | 約168〜192kcal(目安) |
| もち麦5割+白米5割 | 約152〜175kcal(目安) |
| もち麦のみ | 約125〜145kcal(目安) |
もち麦の割合が増えるほどカロリーが低くなる傾向がありますが、炊き方や水の量によっても変動します。あくまで参考値としてお使いください。
乾燥状態と炊飯後で数値が大きく変わる理由
乾燥のもち麦と炊飯後のもち麦でカロリーが大きく異なるのは、炊飯によって水分を多く吸収するからです。白米は炊くと重量が約2.2倍になりますが、もち麦は約2.8〜3倍になります。同じ150gのご飯でも、もち麦ご飯は含んでいる水分の割合が高く、その分カロリーが低くなります。
もち麦ご飯の糖質は白米より低い
もち麦ご飯は白米に比べて糖質も低くなります。乾燥状態100gで比べると、もち麦は約65〜66g、白米は約77gで、もち麦のほうが約11g少ない計算です。炊飯後・茶碗1杯換算ではその差が広がるため、主食の糖質量を意識して管理したい方にとって取り入れやすい食品といえます。

乾燥・炊飯後の糖質を白米と比べると
| 状態 | もち麦100g糖質 | 白米100g糖質 |
|---|---|---|
| 乾燥 | 約65g | 約77g |
| 炊飯後 | 約24g | 約35g |
炊飯後100g換算では、もち麦は約24g、白米は約35gとなり、約11gの差があります。
混合割合(3割・5割・全量)別の糖質早見表
混合割合ごとの炊飯後茶碗1杯(150g)あたり糖質の目安です。
| 混合割合 | 茶碗1杯糖質(目安) |
|---|---|
| 白米のみ | 約52g |
| もち麦3割+白米7割 | 約44〜47g(目安) |
| もち麦5割+白米5割 | 約41〜44g(目安) |
| もち麦のみ | 約35〜37g(目安) |
もち麦の比率を上げるほど糖質は少なくなりますが、それでもまとまった量の糖質を含む食品であることに変わりはありません。
糖質が低くても食べすぎには注意
もち麦は白米より糖質が少ない食品ですが、炭水化物を主成分とする主食であることは変わりません。「もち麦だから何杯食べてもよい」ということではなく、1食あたりの量は白米のときと同様に管理することが大切です。
カロリーが抑えられる理由はかさ増し効果にある
もち麦ご飯が実質的に低カロリーになる最大の理由は、炊き上がりのかさ増し効果です。もち麦は炊くと白米より多く水分を吸収して膨らみ、同じ茶碗1杯でも全体重量に占める水分割合が高くなります。その分、同じ量・同じカロリーでも体積が大きくなり、見た目の満足感が得やすくなります。

もち麦は炊くと白米より大きく膨らむ
白米は炊くと乾燥時の約2.2倍の重量になりますが、もち麦は約2.8〜3倍まで膨らみます。この差が茶碗1杯あたりのカロリー差を生む主な要因です。「乾燥状態のカロリーはほぼ同じなのに、茶碗1杯では大きく違う」という不思議に感じる方も多いですが、その理由はこのかさ増し(水分保持の差)にあります。
食物繊維β-グルカンが満腹感を持続させる
もち麦に豊富に含まれる水溶性食物繊維β-グルカンは、胃の中でゲル状になりやすく、消化吸収がゆっくりと進むため、食後の満腹感が長続きしやすいとされています。そのため、次の食事までの間食を減らしやすく、全体的なカロリー摂取量の管理に役立ちます。
腸内環境を整えることで食後の吸収をゆるやかにする
β-グルカンを中心とした食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになることで腸内環境をサポートする働きが報告されています。腸内環境が整うと食後の血糖値の上昇がゆるやかになり、インスリンの過剰な分泌を抑えることにもつながると考えられています。食物繊維不足が気になる方にとって、毎日の主食をもち麦ご飯に切り替えるだけで手軽に補える点は大きなメリットです。
毎日の食事で腸内環境を整えることを意識しながら、菌の多様性もあわせてサポートしたい方は、食事との組み合わせも選択肢のひとつです。多種類の乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌を配合した複合菌サプリは、食物繊維が豊富な食事と組み合わせることで腸内フローラのケアをサポートします。
もち麦ご飯のカロリーを白米と比べた表
もち麦と白米の栄養成分を乾燥・炊飯後・茶碗1杯の3パターンで並べて比較すると、全体の数値の違いが一目でわかります。特に食物繊維の量の差が顕著で、もち麦は白米の約20倍近い食物繊維を含んでいます。

乾燥100g・炊飯後100g・茶碗1杯の3軸比較
| 項目 | もち麦(乾燥100g) | 白米(乾燥100g) | もち麦(炊飯後100g) | 白米(炊飯後100g) |
|---|---|---|---|---|
| カロリー | 約346kcal | 約342kcal | 約120kcal前後 | 約156kcal |
| 糖質 | 約65g | 約77g | 約24g | 約35g |
| 食物繊維 | 約9g | 約0.5g | 約3g前後 | 約0.3g |
※数値は文部科学省 食品成分データベース(大麦・米粒麦めし相当)をもとにした目安。もち麦の品種や製品によって異なる場合があります。
食物繊維の差が特に大きい
乾燥状態で比べると、食物繊維はもち麦が約9g、白米が約0.5gと大きな差があります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人の食物繊維目標量を男性1日20g以上、女性1日18g以上と定めています。現代の日本人は平均的に目標量に届いていない方が多い状況で、主食をもち麦ご飯に切り替えることは食物繊維不足の補完に役立ちます。
混合割合ごとの数値をシミュレーションすると
混合割合を変えるだけで食物繊維の摂取量も変化します。白米2合に対してもち麦を3割(約50g)混ぜると、1食あたりの食物繊維が1〜1.5g程度増える計算になります。少量から試して、食感や体調の変化を見ながら徐々に割合を上げていくのが取り入れやすい方法です。
ダイエット中のもち麦ご飯の食べ方
もち麦ご飯をダイエットに役立てるには、量の管理と食べ合わせが重要です。カロリーや糖質が低めとはいっても、炭水化物を含む主食であることに変わりはなく、おかずや食べる量全体のバランスを整えることが大切です。

まずは白米2〜3割の置き換えから始める
いきなりもち麦100%にすると食感の変化が大きく、消化器官に負担を感じる方もいます。最初は白米2合に対してもち麦大さじ2〜3杯(約20〜30g)程度、割合にして1〜2割から始めるのがおすすめです。慣れてきたら徐々に割合を増やしていくと、無理なく続けられます。
たんぱく質・野菜とのバランスを整える
もち麦ご飯は主食ですので、たんぱく質(肉・魚・卵・豆腐など)を含む主菜と、野菜・きのこ・海藻などを副菜として合わせることで、栄養バランスが整います。食物繊維が豊富な食材(ごぼう・ブロッコリー・きのこ類など)をおかずに加えると、食物繊維をさらに補いやすくなります。
朝食・昼食・夕食での使い分けの目安
もち麦ご飯はどの食事でも取り入れられますが、朝食や昼食に食べると1日の早い時間帯にエネルギーを補えるため活動の糧になりやすいとされています。夕食に使う場合は、翌朝の空腹感とのバランスを見ながら量を調整してみてください。食物繊維が豊富なため、食べ慣れないうちはお腹がゆるくなる場合もありますので、最初は少量から試すことをおすすめします。
もち麦ご飯で食物繊維を補いながら、腸内環境をさらにサポートしたい方は、腸活レシピや乳酸菌の活用についての情報もあわせてご覧ください。
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まとめ
もち麦ご飯のカロリーと糖質は、混合割合によって異なりますが、白米のみのご飯と比べると茶碗1杯あたり数十kcalから60kcal以上の差が生まれます。この差は乾燥状態の数値よりも、炊飯後のかさ増し効果によって生まれるものです。食物繊維β-グルカンの働きで満腹感が持続しやすく、腸内環境を整えるサポートにもなります。
毎日の主食を少しずつもち麦に切り替えるだけで、カロリーと食物繊維の両面から食事を整えるきっかけになります。まずはいつものご飯に2〜3割のもち麦を混ぜることから始めてみてください。

