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「もち麦ご飯を作ってみたけど、なんだかマンネリしてきた」と感じていませんか。実はもち麦は、ご飯に混ぜて炊くだけでなく、サラダやスープ、雑炊など幅広い料理に活用できる食材です。
この記事では、まとめてゆでて冷蔵・冷凍保存する「ゆでもち麦ストック術」を中心に、サラダ・スープ・作り置き活用の具体的なレシピと手順をご紹介します。週1回の仕込みで平日の食卓が一気にラクになりますよ。
ゆでもち麦の基本の作り方と保存のコツ
ゆでもち麦を一度作っておけば、サラダ・スープ・雑炊など好きな料理にいつでも使えます。基本の手順は「ゆでる・洗う・保存する」の3ステップで、難しいことは何もありません。

鍋で15分ゆでてぬめりを流すのが基本手順
- 鍋にたっぷりの水(もち麦の5〜6倍量)を沸かします
- 沸騰したらもち麦(100〜150gが目安)を入れ、弱火にします
- ときどきかき混ぜながら15〜20分ゆでます
- ざるに上げて流水でぬめりをしっかり洗い流します
- しっかり水気を切って保存容器に移します
ゆで時間は好みの硬さで調整してください。プチプチ感を楽しみたいなら短め、スープに使うなら少し長めにゆでると食感の違いが出ます。ぬめりを流しても食物繊維は十分残っていますので、ていねいに洗って料理のべたつきを防ぎましょう。
冷蔵は3日・冷凍は2週間が保存の目安
ゆでたもち麦は冷蔵で2〜3日、冷凍で2〜3週間が目安です。毎日使う分は密封容器に入れて冷蔵保存し、残りは50〜100gずつラップで小分けにして冷凍用袋へ入れておきましょう。
小分け冷凍にすると毎日の料理にすぐ使える
製氷皿を使うと、均等な量に小分けしてそのまま冷凍できて便利です。または密封袋に平らに広げて菜箸で筋目を入れておくと、使いたい量だけ割って取り出せます。解凍は自然解凍か電子レンジ(600W・1〜2分)で対応できます。
もち麦サラダのレシピと作り方のポイント
もち麦サラダは、プチプチとした食感が野菜やたんぱく質とよく合います。ゆでもち麦さえストックしてあれば、あとは混ぜるだけで完成するのが魅力です。

和える前にしっかり水気を切るのがコツ
もち麦サラダをおいしく仕上げるいちばんのポイントは水気をしっかり切ることです。水分が残っているとドレッシングが薄まって味がぼやけます。冷凍保存したものを使うときは、解凍後にキッチンペーパーで軽く押さえてから使いましょう。
鶏むね肉ともち麦のシンプルサラダ
材料(2人分): ゆでもち麦80g、鶏むね肉150g、リーフレタス3枚、ミニトマト6個、きゅうり1/2本、オリーブオイル大さじ1、醤油小さじ1、レモン汁小さじ1、塩・こしょう少々
鶏むね肉を塩・こしょうで下味をつけ、フライパンでふたをして弱火で10分蒸し焼きにします。粗熱が取れたら手で裂き、レタス・トマト・きゅうりと一緒にボウルへ。ゆでもち麦を加え、オリーブオイル・醤油・レモン汁を合わせたドレッシングで和えて完成です。たんぱく質と食物繊維が一緒に摂れるバランスのよい一品です。
ツナとトマトのもち麦サラダ
材料(2人分): ゆでもち麦70g、ツナ缶(ノンオイル)1缶、トマト1個、玉ねぎ1/4個、バジル数枚、オリーブオイル大さじ1、酢小さじ2、塩少々
玉ねぎを薄切りにして水にさらし、トマトを角切りにします。全材料をボウルに合わせ、塩・オリーブオイル・酢で和えてバジルをトッピングします。冷蔵庫で30分置くと味がなじみ、お弁当の作り置きにも向いています。
根菜ともち麦の食感を楽しむ和風サラダ
材料(2人分): ゆでもち麦80g、ごぼう1/3本、にんじん1/3本、ほうれん草1/2束、すりごま大さじ2、醤油小さじ2、みりん小さじ1
ごぼうとにんじんをマッチ棒状に切って下ゆでし、ほうれん草はさっとゆでて水気を絞ります。すりごま・醤油・みりんを合わせたタレで全材料を和えます。根菜のシャキシャキ感ともち麦のプチプチが合わさり、食感のコントラストが楽しめます。
もち麦スープと雑炊の簡単レシピ
スープや雑炊は、ゆでもち麦をそのまま加えるだけで完成するシンプルな食べ方です。加熱しすぎると食感がやわらかくなるため、食べる直前に加えて軽く温める程度がおすすめです。

ゆでもち麦をスープに加えるだけで完成
みそ汁・コンソメスープ・鶏がらスープなど、ふだん作るスープの仕上げにゆでもち麦をひとすくい加えるだけで、食べ応えがグッと増します。1杯あたり大さじ2(ゆでて約40〜50g)が目安です。
鶏だしともち麦の体にやさしい雑炊
材料(2人分): ゆでもち麦100g、ご飯1膳分(任意)、鶏もも肉100g、長ねぎ1/2本、しょうが1かけ、水600ml、和風顆粒だし小さじ1、醤油大さじ1、卵1個、塩少々
鍋にだし汁を沸かして鶏肉としょうがを入れて10分ほど煮ます。長ねぎとゆでもち麦(ご飯を使う場合はご飯も)を加え、醤油・塩で味を整えます。仕上げに溶き卵を回し入れてさっと混ぜたら完成です。消化にやさしく、食欲が落ちている日でも食べやすい一品です。
野菜たっぷりもち麦の具だくさんスープ
材料(2人分): ゆでもち麦80g、玉ねぎ1/2個、にんじん1/3本、キャベツ2枚、ベーコン2枚、コンソメ1個、水500ml、塩・こしょう少々
ベーコンと野菜をオリーブオイルで炒めて水とコンソメを加え、ふたをして15分煮ます。仕上げにゆでもち麦を加えて塩・こしょうで味を整えます。作り置きすると翌日もち麦が汁を吸ってとろみが出て、また違う食感が楽しめます。
もち麦の腸への働きと毎日続けるポイント
もち麦を毎日の食事に取り入れると、腸内環境を整えるうえでの助けになります。どんな料理に加えても食物繊維を補えるのがもち麦の利点です。

β-グルカンが腸内の善玉菌のエサになる
もち麦に特に多く含まれる水溶性食物繊維「β-グルカン」は、腸内細菌のエサとなる成分です。厚生労働省の情報によると、食物繊維は腸内細菌に利用されて菌を増やすことが報告されており、善玉菌が食物繊維を分解すると短鎖脂肪酸が産生され、腸内を酸性に保つ環境づくりに役立つとされています。もち麦はこうした食物繊維を穀物の中でもとりわけ豊富に含む食材です。
1日50gを目安に無理なく取り入れる
もち麦の量の目安は1日あたり乾燥状態で50g程度とされています。急に大量に食べ始めるとお腹がゆるくなる場合があるため、最初は少量から始めて体の様子を見ながら増やしていくのがポイントです。サラダ1皿に大さじ2(ゆでて約70g)、スープ1杯に大さじ1(ゆでて約40g)と、ちょい足し感覚で続けるのが無理のない方法です。
腸にいい食材の活用法をもっと詳しく知りたい方は、腸活の食事選びをまとめた記事もあわせてご覧ください。
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もち麦の作り置き活用と1週間の使い回し献立
週1回まとめてゆでもち麦を仕込んでおくと、毎日の料理にサッと使えて食事準備がラクになります。

週1回まとめてゆでてストックするのがコツ
週末に乾燥もち麦を300〜400gまとめてゆでておき、ゆで上がったら冷蔵と冷凍に振り分けます。冷蔵100〜150gは当日・翌日のサラダに、残りは小分けにして冷凍し3〜5日以内に使い切るサイクルを作ると無駄が出ません。
月〜水はサラダ・木〜金はスープに展開する
- 月・火: サラダにトッピング(鶏むね肉・ツナと合わせる)
- 水: 根菜の和風サラダ(ごぼう・にんじん・ほうれん草と和える)
- 木: 具だくさんコンソメスープ(野菜+ベーコンに加える)
- 金: 鶏だしの雑炊(残ったもち麦を使い切る)
この流れを習慣にすることで、食物繊維を無理なく毎日補えます。
日々の食事でもち麦を続けながら、腸内に届く菌の多様性も意識してみると、腸活の効果をより感じやすくなります。食物繊維で腸内の菌のエサを整えることと、腸に届く菌そのものを補うことを組み合わせるのが腸活の基本的な考え方です。
まとめ
もち麦はゆでて保存しておくだけで、サラダ・スープ・雑炊など幅広い料理に活用できます。週1回の仕込みで平日の食卓が充実し、食物繊維を毎日無理なく補えるのが大きな魅力です。
- ゆでもち麦の基本: 弱火で15〜20分ゆでてぬめりを洗い流す
- 保存: 冷蔵2〜3日、冷凍2〜3週間(小分けが便利)
- サラダ: 水気を切ってから和えるのがコツ
- スープ・雑炊: 仕上げ直前に加えて食感を残す
- 継続のコツ: 週1回まとめて仕込み、曜日ごとに使い分ける
まずは週1回のまとめゆでから始めて、毎日の食事にもち麦をちょい足ししてみてください。

